建築実例家族の大切な物語が残る古民家―想い
を繋ぎ、経年美を活かす快適な住まい
林藤ハウジング
日本建築の粋と文化が詰まった古民家こそ後世に残すべき至宝。一級建築士と古民家鑑定士が隅々まで的確に診断。「再生可能か」から始まり、「残すべきもの」を現地調査の結果と照らし合わせる。そして耐震・耐久性や高気密・高断熱・省エネという最新技術にパッシブデザインを取り入れた、先人たちの息吹や想いを感じる快適な住まいがカタチに。
外観
入母屋屋根まで見事に再現。真っ白な塗り壁や腰板、伝統的な越屋根など意匠の限りを尽くした佇まいこそ確かな技術と経験、そして知識を持った職人だけが成せる「匠の技」。
吹き抜け
2か所に設けられた吹き抜けから、空気が循環。これも「高断熱・高気密住宅」だからこそ可能な提案。渡り廊下からの眺めは実に爽快だ。
リビング
艶のある真っ黒な古材が深い味わいを生む、囲炉裏と雪見障子のあるリビング。隣接する和室には、室内干しや日なたぼっこなど様々なシーンで活躍する縁側も設けられている。
リビング
古くなったからと壊すのは簡単だが、「何世代にも渡って住み継がれてきた住まいへの愛着が、自然と『古民家再構築』を選択させた」という施主の言葉に、心から納得。
玄関
玄関
昔ならではの土間を通り、広々とした玄関ホールへ。思わず撫でたくなるような無垢の床板をはじめ、引き戸やシューズクロークは雰囲気に溶け込むよう、全て手づくりで対応。
外観
外観
(参考:施工前)
DATA
外観テイスト
和風
内観テイスト
和風
こだわり
2階建て、パッシブデザイン、土間収納、吹き抜け、大黒柱・梁の現し、自然素材をふんだんに使用、古材、木造軸組工法