建築実例勾配天井に梁丸太が映える…木曾檜と
あみだ風障子の手づくり感あふれる家

杉内建設
「何時間でも眺めていられるほど、我が家の一番の自慢です」と奥様が絶賛する梁丸太。そして外観は美しい斑紋を特長とする天然大理石調のタイルを壁材に用いた、こだわりの「和モダン」デザイン。限りある予算でも決して妥協することなく、制限のない自由な家づくりが実現した、施主の想像をはるかに超える理想的な「木の家」だ。
外観
「これだけ建物が素晴らしいのだから―」(ご主人)と、旧家の頃からご家族に親しまれてきた沢山の石を再利用するなど、庭づくりにも力を注いでいる。
縁側、濡れ縁、カパードポーチ
内外の繋がりを生むウッドデッキは「縁側」をイメージ。庭いじりの合間にホッと一息…奥様が夢見たワンシーン。障子が浮かびあがるように強調される夜の景観は実に幻想的。
外観
切妻屋根の魅力をより引き立てる屋根材は、見る者によりスマートな印象を与えてくれる陶器製の平板瓦。壁には南面とは異なる大谷石調のタイルを使用している。
リビング
キッチン・リビング・和室など様々な場所から目に留まる、住まいのシンボルとなる梁丸太や大黒柱。床材は生き節と独特の赤みが印象的な、樹齢150年以上とされる木曽檜。
ダイニング
ご家族が断られる覚悟で相談した結果、見事にカタチとなった「あみだ風」障子戸。1枚1枚、模様が異なるだけでなく、強度もしっかりと確保している。まさに芸術作品だ。
キッチン
自然素材を中心とした空間の中で、ひときわ映えるフラットなオープンキッチン。炊飯器などの家電は全て棚の中に。
和室
注目はAV機器が人目に触れないよう隠しつつ、電波を受信しやすくするため格子の引き戸を設けた造作のTVボード。
洗面脱衣室・洗面化粧台
アイロンを掛けたり洗濯物がたためるカウンターを備えた南向きのランドリールームからウッドデッキへと続いていく。
玄関
上がり框に間接照明を取り入れて、夜でも足下が明るくなるよう工夫した玄関ホール。
トイレ
壁紙にご家族の「遊び心」が感じられるトイレ。九谷焼の手洗いボウルも個性的。
COMMENT
オーナーの声
建築中、自社職人さんたちの「こうすれば、もっと良くなる」といった提案が本当に多くて、「図面以上に良く仕上げたい」という想いや、自らの仕事に誇りを持っていることが自然と伝わってくるんです。結果、契約前に杉内社長が口にした「ご家族の想像を大きく超える住まいにしてみせます」との言葉通り、期待以上の完成度になりましたね。
DATA
工法・構造
木造軸組工法
階数
平屋
外観テイスト
和モダン
内観テイスト
和風
こだわり
新築、平屋、家事がしやすい、景色・景観を楽しむ、エクステリアにこだわり、ランドリールーム・サンルーム、大黒柱・梁の現し、自然素材をふんだんに使用、木造軸組工法

この家を建てたのは…

杉内建設
群馬県伊勢崎市豊城町2251-1